シンガポールで起業するために

政府SPRING

シンガポール政府Springとの対談。
海外のスタートアップがどのようなプロセスを経て起業できるかを伺った。
本当にフレンドリーで、親切で、一日前にアポをいれたにも関わらず、非常に親切に応答してくれた。


ここでの対談を簡単にまとめておく。

 

Entre Pass



外国人がシンガポールでスタートアップするにはVisaが必要だ。そのVisaの取得にはEntre passというなんとも起業家助けのVisaがある。

Entre passの取得には、登録時に会社の資本金がシンガポール$50,000必要。
持っているのであれば、非常に簡単にスタートアップできる。
2年間のパスが手に入り、毎2年ごとに改定していく。オフィスは住所が必要なだけなので、インキュベーションセンターでも可との事。



シンガポールの税金

非常に低いことで有名だが、法人税は17%
これが外国のスタートアップが受ける最も大きいベネフィットだ。


しかし、それ以上にもっと良い特典がある。

 

政府のプログラム

それはシンガポール政府がスタートアップを助けてくれるプログラムだ。
ローカルのスタートアップには政府が積極的に数々のプログラムを用意している。これはローカルのみで、外国の企業には適用されないという。


しかし我々外国人にもこのプログラムに入る裏技がある。

それは、ローカルの会社と手を組んで30%の株式をシェアすればローカルの会社になれて、様々な恩恵をもらえるのだ。

プログラム内容をいくつか簡単に紹介するが詳しくはこちらに。Spring Home Page

スタートアップ資金源をSpring政府がVCや他の投資家と一緒に出してくれるSpring Seedや、
技術面でのサポート、
スタートアップに投資する投資家への一部税金控除、
海外進出を図る起業への無償出資など
様々な特典があるので気になった方はすぐにでもSpringに連絡を。

 

シンガポールのコミュニティ





僕たち日本人は海外に出れば、外国の人になる。
そんな、外国人にとって一番起業しやすい国が、シンガポールなのかもしれない。
これから色んな国を周って見ていくつもりだが、シンガポールでの起業は非常に分かり易くやり易いイメージを持った。
東南アジアのHubとして機能するシンガポール。東南アジアのスタートアップのたまり場になっている。

様々な起業家曰く、シンガポールは ”これからだ。”


 

イベント関係

シンガポール政府(起業の手伝い、情報提供をしてくれるhttp://www.business.gov.sg/
シンガポールでハッカー、ギークが集まるイベントhttp://hackerspace.sg/
シンガポールの起業家、イベント情報www.sgentrepreneurs.com

情報関係

アジアのWeb系情報www.e27.sg
起業家情報www.youngupstarts.com
アジア圏でのニュービジネス紹介www.penn-olson.com


インキュベーションセンター関係

CrossCoop http://crosscoop.com/office/singapore
Plug and Play http://plugandplaysingapore.com/
Block71 Place of Block71
FoundersHQ http://www.foundershq.com/

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