夢を叶える会社DREAM ACADEMIA

オーストリアのStart up week Viennaに参加したのだがそこでめちゃくちゃに面白いスタートアップに出会った。
オーストリアは、ウィーンに2年前に起業したDream AcademiaそのDream Academiaのファウンダー、ハロルドとパワートーク。やはり修羅場をくぐっている人の話は腹に落ちる。彼らがどのような事に、どのような思いで取り組んでいるか伺った。




ハロルドの人生

幼少期は両親が早くに離婚していた為、殆ど両親不在の生活。貧しかったという。しかし夢は持っていた。自分自身のその目で世界を見る。世界と出会う。

お金もなく、大学にもいけなかったのに、難しい試験を突破し、航空会社に務めることになった。まさに夢の仕事。世界をその目で見たという。

シニアまでその足で上り詰めたが、常に孤独との戦いだったという。幼少期のトラウマもあり、孤独には耐えられなかった。そんな折りに、今の奥さんに出会う。子供もできた。でも、仕事には満足できなくなっていた。

ちょうど鏡の前で、今日死んでもいいか尋ねて、NOが続く日が長くなり、会社を辞めて家族と旅にでた。世界を周った。色んな国を見た。何処の世界の子供も、大人も、夢を持つことで輝き、人生を謳歌できると感じた。夢が人生を形創る。

オーストリアに帰り、仕事を辞め、パートタイムに変えた。子供が小さい時に一緒に過ごさないでいつ過ごすのか。肩書きなど全て捨てた。それと同時に時間の合間をみて、人の夢を助ける手助けも始めた。

 

まずは、カフェの店員。小さい夢だが、ニューヨークタイムズを日曜日の朝にコーヒーを飲みながら読みたいという夢。ハロルドは、スチュワーデスの友達にニューヨークから持ってくるよう頼んだ。そしてそれを若者に届けた。若者は言葉を失ったという。
そして翌週も同じ事をした。若者は泣き、僕に何かできる事はあるか尋ねた。ハロルドは、私がしたことを他の人にも同じくしてくれと。夢を手伝ってくれ。ただ、それだけの事。

夢を叶える側も、そしてもちろんされる側も、最高に幸せだった。これを志事にすると決めた。パートタイムの仕事で知り合ったホフマンとDream Academiaを起業した。

このホフマン自身も20年間、カジノで仕事をしていて彼も閉塞感から脱却したかったという。まさにお互いにビジョンを共有して起業した。

今の取り組み

ハロルド:

色んな人の夢を叶えています。
始めは、カナダのホッケーの試合に出たい青年の為にファンドを創って、彼を全力で応援して夢を叶えたり、日本人の女の子のコンサートに出たい夢を、オーストリアのコンサート会場で叶えました。
そしてこのイベントは来年の3・11には、もっと大きいイベントも企んでいます。



最近は自分でテレビ会社を持ちたい、Manuelの夢をDreama TVの設立で叶えた。
Manuel自身も、オーストリアの若者の起業家精神に変化を起こしたいという思いで起業家にインタビューをし、その内容をDreama TVに載せて配信する事になった。我々はこの夢を叶える為にプログラマー、デザイナーなどあらゆる手助けをしました。
そして今では我々の会社は3人。私と、ハフマンと、このDreama TVを創ったManuel.
この3人で世界を変えていきますよ。
夢を持つ事で世界は変わる。世界が輝く。世界はあなたなのだから、あなたが変わる手伝いを我々は全力で助けますよ。
世界を良くする為に。

そう。

Live your dreams.

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