Gamification ゲームコンサルでノマド

Gamificationをご存知だろうか。Philippeはゲームのルールを実生活に例えなが ら、用いる事によって、人々のモチベーションを上げ、生活をより豊かにする。会社の幸せ度をアップしたり、問題解決にも応用できる。そんな思いで彼は Gamificationなるコンサルを世界各国で、プロジェクトベースで起こしている(彼曰くPLAYしている。)
彼がブラジルからオーストリアに帰ってきたその直後に御会いしてきました。



大学を卒業した後、専攻していた勉強と直結していた事もあり、アスリートの人々に対してのコンサルをしていた。
ただ、仕事をしながら同じ所にいるのには満足できず、世界をまわる仕事をしたいと思うようになった。彼は 元々実生活をゲームに例えながら楽しんでいた。例えばつらい時は経験値を貯めるときで、レベルアップできる為の準備だったり、この仕事をクリアしたら商品 として自分に褒美をやるなどと言った具合に。

彼が言うGamificationのビジネスモデルは、まさしくコンサルタントなのだが、実生活、ビジネス ライフにゲームのルールを取り込んで問題を解決していこうというビジネス。例えば従業員がさらに楽しく仕事をできるように、実問題をゲームの課題のように とらえ、ハードルを超えたらポイント(給料)をもらえる様にする、などなど。

この考えを周りに話したら、やけに受けが良くそこでこれをビジネスにしてみた。
会社に入り込んで、実際に1ヶ月ほど社員と同じように働き、(コンサルタントと同じ)問題を把握して、その問題を解決するロールプレイを作る。
そしてそのロールプレイを皆でシェアし、会社の課題・問題をゲームをクリアするごとく考え、それぞれベンチマークを置いて、クリアごとに賞賛、給与などと行った具合に進める。

ゲームのルールを皆でシェアする事によって、目標も明確になり、チームの一体感と活性化が生まれるという。

 

古賀さんのドラクエ人生論

以前、Twitterで随分とBuzzになった古賀さんのドラクエ人生論。
まさにこれがこのGamificationの一例なのでご紹介させて頂きます。人生をドラクエに例えて。↓古賀さんTweetのTogetterから抜粋。

『男だったら、ドラクエやりおわったら、自分のレベルをあげて呪文の変わりに英単語覚えてゴールド稼いで別の大陸に行くだろ、フツー。

呼んでもらえないと旅に出られないやつぁ、いつまでたってもルイーダの酒場でレベル1だよ。

レベル20になったら転職するだろ。レベル1に落ちるのが怖くて魔法戦士になれるか。

魔法使いはHP低くても、強い魔法が使えりゃすごいチームを作れるんだよ。最強のチームに入るには、強みに集中したほうがいい。

仕事を頼まれたら、お城の王様に用事を頼まれたと思え。そのプロジェクトの成果が、次の冒険を決める。

強いやつはルイーダの酒場で呼ばれて、どんどん戦ってどんどん強くなり、転職しながらスキルを極め、苦難と戦い続ける。弱いやつは呼ばれないから弱いまま、どんどん強くなる仲間の戦いを眺めながら、すごいなあ、で終わる。

ルイーダの酒場で酒を飲み、冒険に参加しないで戦う人の批評をしている連中は、魔王を倒すのに何の貢献もしていないので、ストーリー上はいてもいなくても変わらない。

子供の頃のワクワク感を忘れないで。強くなろう。旅に出よう。冒険しよう。戦って、負けて、やり直して、ま た戦おう。誰だって、冒険者はみんなレベル1からスタートだよ。文句言わない。あなたが学ぶものは、あなたの武器としてあなたを強くし、防具としてあなた を守る。必ず。』


Philippe曰く、

ワークショップにて自分のやりたい事、組みたいチーム、仕事をしたい場所でできる為に常に自分を試しているんだよ。いつも人生をPLAYしてるんだ。
この前だって、なんでか分からないけどブラジルに行きたくなった。直感が言ってたんだよ。だけどブラジルに行ける理由も、仕事も無い。だったら創っちゃえってね。
仕事を創るまでの過程をゲームだと思って楽しみ、クライアントを得る為に色んな所に営業行って、ブラジルに進出している一つの会社からGamificationコンサルの仕事をもらって、それで半年ブラジルで過ごしたんだよ。そこで今のフィアンセにも会ったしね。

行きたい所があれば行けるようにする。
やりたい事があればできるようにする。
すべては自分次第。

次は何のゲームをPLAYしようかな。

 

Philippeからは毎週のように色々なプロジェクトに関するメールを頂いてます。それだけ彼が色んなプロジェクトを手がけようとしている。そして何より楽しんでいる。
やりたい事をする。
その為には、今まで考えられなかったような、もしくはあまり相手にもされないような事をビジネスにして、その知域で飯を食う。人とは違った見方でビジネスを捉えて創る。彼はその一つとしてゲームコンサルを起こしている。
まさに創職時代ですな。

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