NOMAD PROJECT 第二章始動

東南アジア42日間、起業家の旅を終えて



世界一周ノマドプロジェクト、実験期間である東南アジア42日間の旅から帰国。
42日間ではあるが、非常に濃すぎた42日間だった。
新たな発見と、そして新たに動き始めた流れを肌で感じた。

そう。
これからは東南アジアの時代が来る

いや、既に時代は来ている。まさに始まりではあるが、流れはひしひしと動いている。
PennOlsonのインタビュー記事でも述べたが、起業家同士のコミュニティが非常に厚く、そしてお互い助け合いこれからのアジアを支えていく、更に言えばアジアが世界をリードしていこうとする気が満万だ。自分たちで創っていく!
目を光らせ、世界を本気で変えていこうとしている。
農業にしろ、アプリビジネスにしろ、ネットビジネスにしろ、教育にしろ、ファッションビジネスにしろ今開拓をしている人々ばかりだ。

僕は若き起業家に会い、彼らとビジョンを語り、そして彼らと酒を飲みかわした。
どれもが楽しく、どれもが新たな発見の連続だった。
彼らと出会い、世界中の若き起業家とネットワークを創れ、様々なノマドの方々とも出会い、世界で活躍する日本人の方と出会った。

それが東南アジアの旅だった。

起業環境



ご存知の通り、シンガポールの起業環境は、良い。おそらく外国人として起業する上では一番やり易い所だろう。
政府の手助けが受けられ、英語に非常に寛容で(ほとんどの人が英語は第二外国語なので下手な英語に寛容)、そしてアジアのマーケットをとる上で非常に便利な場所だ。(そもそもシンガポールの市場は小さいので皆インドネシア・インド・中国などのビッグマーケットを見ている)

しかし、スタートアップは、特に始めたての会社はほとんどキャッシュフローもないし、利益も多くない。そんな中で、シンガポールで起業する上で費用が高いのはリスクでもある。
住む所、人件費、食費などなど衣食住含めて他のアジア圏地域に比べると圧倒的に高い。お金が入ってこないス タートアップにとって、この問題は非常に大きいだろう。だからインドネシアで起業して、大きくなり始めたらシンガポールに籍を移すというのも有効な手だと 聞いた。インドネシアの人件費は非常に安く、友達が月にUS$200前後で優秀なエンジニアを雇っているとも聞いた。インドネシアには直に入れるマーケッ トがある。そしてシンガポールと比べると衣食住はまだ圧倒的に安い。そういう意味でこのインドネシアtoシンガポールは流れとしては大いにありかもしれな い。

新しいライフスタイル

この、新しいライフスタイルの流れをひしと感じたのもまた、今回の旅だった。
ノマド的な生き方をしていた方々の御話。
住みたいリゾートに住みながら、世界を舞台にVCで活躍しているお方。
先進国の高賃金フィーをもらいながら生活はタイという安い生活費で、かつ住みたい所に住んでいたお方。
逆にずっしりと現地に身を置き、農業を、次の世代を見据えて取り組んでおられた素晴らしき日本人のお二方。
宇佐美さん@マレーシア北浦さん@カンボジア
本気で日本を外から揺さぶっている、格好良すぎる加藤さん

すべてが僕に取って感動で、すべてが新しかった。

 

起業家とノマド

この2面で、色々な方々にお会いしていたが、どうやらこの2つは非常に似通っている。
今、ほとんどの起業家が世界を動き、まさに好きな事を国境をゆうに超えている。
ノマドの方々のマインドセットもまさに起業家そのものだ。

だからこれからは、世界で活躍するノマドとしての感覚も掴みながら、今の”起業家”のビジネスシーン、働くスタイルを見ていく事にする。そして自分に取り込んでいく。ネットワークを広げていく。何より、若手起業家と会うのは楽しい。

西へ

そして一時帰国を終え、今から西の世界に向かう。

現地の起業家のネットワークに入り込み、繋がり、彼らの生き様を体感し、次に繋げる。まさに世界をこれから面白くしていく起業家に会って、彼らと共に共創していく事。
今後とも、
・世界中の起業家、現地のビジネスシーン、面白い取り組みを地球の働き方で紹介する。
・Nomadとしての新しいライフスタイルを持っている人に会い、新たな発見とビジネスチャンスをNOMADで紹介する。

本気で世界で動きたいなら、一度日本人のコミュニティを出てみるのが大事だ。日本の当たり前にある日本環境を出てみる。
だから世界に出て起業家に会ってくるとも決めた。幸いにして英語も使えるので、現地のビジネスシーンにも入り込める。何より、これから世界でビジネスを起こすなら同世代の若き起業家同士で手を組んでいく事は非常に価値のあること。

第二弾はヨーロッパから始める。
そしてその後すぐにブラジルに向かう。そこでは面白い企画もあるので楽しみだ。
これからは、ノマドプロジェクトと付随して、様々なイベントも企んで行くつもりです。

それでは。

 

成瀬

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