シンガポールのインキュベーションセンター

インキュベーションセンターのたまり場BLOCK71にて



シンガポールにあるBlock71という建物の中にはありとあらゆるインキュベーションセンターが入っている。NUSのインキュベーションセンター、シンガポール最大手のSingTel、そして今回訪問したFoundersHQだ。

FoundersHQは、シンガポールからアメリカへの投資をしているVCのJeffrey Paine氏が立ち上げており、僕が訪れた8/12日はまだ作っている最中で正式オープンを来週に控えていた。シンガポールのStart-upが入る事ができるオープンスペースで、ネット、テーブル、イベント、メンターがついて月にシンガポール$180だ。(日本円で10,000円ほど)


Jeffrey曰く、

色んな人がフリーランスとか、スタートアアップを起こしているけど、彼らは家で働くとか、サードプレイス(スタバなど)で働いている人が多かった。それが好きな人もいるけど、人によってはそういった所”だけ”で働くのにsickを感じる人もいる。

sick of house.
sick of third place.
sick of bored office.

そう言った時に気軽に立ち寄れて、週に2、3回仕事をできるオープンスペースを使って、色んなスタートアップにも会えて、一緒に食事をして、ビジネスの話をして、シナジーを生める場所を作りたかった。

このFoudersHQに関しては利益は考えていない。今は丁度シンガポールがサンフランシスコの環境を整え始めているので、シンガポールから世界に出るスタートアップを育成したいんですよ。誰でも気軽に声をかけてください。


面接はもちろんするが今は空きがあるので日本からのスタートアップにも是非入ってほしいとの事です。
ぜひ!
http://www.foundershq.com/



 


CROSSCOOP

 

“>日本人による、世界の為のインキュベーションセンター

シンガポールのファイナンシャル地区の中心にたつ、日本人の為のインキュベーションセンター、それがCROSSCOOPだ。

シンガポールに会社設立をする日本企業、アジア各国や欧米企業のASEAN進出拠点として、非常に高い日本のオフィスサービス品質とホスピタリティ水準で快適なサービスオフィスの環境を持っている。
英語や中国語は勿論のこと、日本語対応のできるスタッフがレンタルオフィスに常駐しており、日本企業の海外進出を根っこから支えてくれる。


 

>庄子さん
日本から沢山の会社が世界に出てきて、世界で活躍できる会社を育てていきたいですね。
ウミガメの様に、日本から世界中に会社が出て行き、大きくなってまた日本に戻ってくる。そんな流れを作れたら日本の未来は明るいですね。

非常に強いビジョンとここまで深く、日本の事を熱く考えている庄子さんに感動しました。日本の皆様、シンガポールへの挑戦は如何でしょうか。CROSSCOOPさんがおります。

CROSSCOOPさんのリンク


 

 

学内インキュベーションセンター SMU



SMUにあるインキュベーションセンター

SMUとはバブソン大学と提携していた事もあって、
バブソン留学先での友達、シンガポール人のKumaraに、彼の通っている大学SMUを案内してもらった。

SMUには、おもしろいインキュベーションセンターがあり、ここには常に20個近いスタートアップが入っており、どれも学生が立ち上げているものだ。 いくつかは既にアメリカに進出もしているという。

使用料は学生であればもちろんタダで、VC、Angelなどの定期的なメンタリングも受けられるという。大学生ならではの特権だ。

月に何度かイベントも開かれ僕もそのイベントに参加してきた。ここでは、スタートアップが100人以上のビジネスマン(写真前列はみなVCかAngel)の前でプレゼンをし、そこでFeedbackなり駄目だしをもらって、終わった後に食事会という名のネットワーキングを行う。食事もフリー。がっつり頂きました。

こう言った場が大学内にあるのはなんとも学生の起業心をくすぐるのではないだろうか。まさに、シンガポールの大学という感じがする場所でした。

 

成瀬

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シンガポールのインキュベーションセンターNOMAD PROJECT

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