徳島神山のサテライトオフィス
徳島県・神山にて
日本に一時帰国している中、ダンクソフトさん、アインザの今井社長とのご縁があって、徳島は神山に伺った。そこでは地域復興を掲げて、徳島復興プロジェクトを行っていた。いわゆる”田舎の場所”にネットが繋がる職場を作り、実験的に田舎でも、強いてはどこででも仕事ができる環境を整えていた。
まさに雑音から解放された場で、仕事をする。
その試みや面白く、僕も参加させて頂いた。
サテライトオフィス
本社とは別に、仕事ができる職場で、それを東京や都心部だけでなく、郊外においても仕事ができるのではないだろうか。
それを実験的にダンクソフトさんが始められているプロジェクトがサテライトオフィス。
徳島駅から45分ほどいった、やまにhouse。
まさに原風景の田舎がそこには広がっている。
しかし、中身はハイテクだ。
ネット環境、Wifiは東京のCafeの何倍も速く、プロジェクター、スクリーン、を駆使して遠隔ミーティングを可能にしている。
東京の本社とプロジェクターを通して生で繋いで、打ち合わせからミーティング、何から何まで簡単に、まるで生で話しているかのような感覚だ。
“田舎”で働く
雑音からの解放、景色、空気の美しさ、人々の暖かさ、これらは都会では中々味わえない感覚だ。
クリエイティブな仕事をするのなら、常に同じ場所ではなく、場所を変える事が必須だと僕は考えている。
その中でも自分が一番落ち着き、フィットする場所で仕事ができるのは、まさに大事だ。
自分と共鳴する場所。人によっては東京かもしれないし、また、人によっては神山かもしれない。
今、まさにこのサテライトオフィスがうまく進む事で、人々の働き方、強いてはライフスタイルが変わっていくのではないだろうか。
自分の住みたい所に住めて仕事ができる。日本でも実際に進んでいる試みだ。
最後に
一緒に参加した事で感じたのだが、社員の方々がそろって、この場所で働くのは、この神山にいれたのが、幸せだと言うのは、まさに場所と共鳴ができたからかもしれない。
以前、大前研一さんが
自分を変えたいなら、3つの試みに挑戦するといいと言っていたのを思い出した。
・仕事を変える
・友達を、つるむ仲間を変える
・場所を変える
この中でも一番大きいインパクトが、場所を変える事だとも言っていた。
今、場所を自由に変えるという選択肢のハードルが小さくなっている。
場所に縛られず、自分と共鳴できる場で仕事を行う。
確かにまだ、問題点(田舎の医療、学校、など)はあるものの、日本で新しいワークスタイルの入り口を見る事ができた@徳島プロジェクトだった。
(徳島神山名物すだちサイダー)
成瀬