世界級ライフスタイルのつくり方

 

『世界級ライフスタイルのつくり方』というブログをご存知だろうか。
日本国内だけではなく世界中からベストなライフスタイルを選択する様子を、自身の体験を通して共有している。何より選ぶトピック、書く内容が面白すぎる葉子さんはまさにキュレーター。
そんな彼女にロンドンで御会いしました。素敵すぎるお姉様で、話が面白くそれはもう刺激的でした。

 

葉子さんのブログ、Twitter

Yoko Kloedenさんの経歴

大手総合電機メーカーで働いた後、INSEAD（フランス）で一年間のハードなMBAを取得。その後大手商社で世界を舞台に仕事をした。（モスクワ・シンガポール）
結婚、出産を経て今、子供が小さい時期に子育ての環境がよく、自分たちも楽しめる場所を探したらロンドンに行き着いた。現在はロンドンのデザインスクールで勉強している。夫はオーストリア人と何とも国際色豊かなYoko Kloedenさん。

 

世界級ライフスタイルとは

世界級ライフスタイルとは何か、葉子さんのブログより。

たとえば、ライフスタイルで場所を考えてみる

葉子さん：ライフスタイルで自分が住みたい場所を考えてみる。例えばサーフィンが好きな人はハワイやオー ストラリアだろうし、寒い所がまったく駄目な人には北欧が向いていないように、人によって住みたい場所って変わってくる。定住しない生活を求めている訳で はなく、住みたい所でやりたい事ができる環境にいたい。でも大抵の人は日本しか知らないし、選択肢があまり無いのも事実。だから国内外問わず、選択肢を増 やす為に色んな場所を見てみる事が大事だと思うの。

ライフスタイルで場所を選ぶためには、具体的に３つの作業が必要になってくると思います。それは、場所を定める作業、住めるようにする作業、掘り下げる作業の３つ。

　場所を定める作業は、 例えば美味しいコーヒーが飲めるCafeに歩いてたどり着けることって私にとって大切なこと。他にも小さい子供が安心して良い教育を受けられて、面白い人 が集まってくる中心都市の様な場所がいいなと思っていて。そういった事を考えた時にしっくりきた場所がロンドンでした。そしてその次が住めるようにする作業。私の場合は夫がオーストラリア人で、夫の祖父がイギリス人だからVISAもおりやすかったんですよね。 実際に住めるようになったら、 掘り下げる作業をして、そこの産業・マーケットでどこが一番HOTで伸びているかを見定めてうまく波に乗ることが大切。 ロンドンはデザインが先端（エッジー）をいっているし、何より私もやりたかったので、今はデザインスクールに行って一から勉強しています。

子供が小さい時、仕事でどんどん上に行きたい時、ただひたすらサーフィンをしたい時。それぞれその時々の ライフスタイルがあり、適した場所がある。場所とライフスタイルは切っても切り離せないものなので、ライフスタイルで場所を、場所でライフスタイルを考え てみるのも面白いと思うんです。

 

世界級ライフスタイルのきっかけ

日本で育って、右に倣えで皆と同じ事をすることがどうも私にとって窮屈なことだった。当たり前だけど、人 生が一番で、仕事は二番じゃないですか。でもこの当たり前の事が日本だと意外に実践することは難しい事に気づいてしまって。有給だって取れるようで取れな い。色んな選択肢の中からライフスタイルを選びたいと思ったことがきっかけでした。（葉子さんの以前のエントリで選択肢が少ない所は自殺率が高いというエントリも推奨）

 

話を終えて

ライフステージに合わせてライフスタイルを変えていく。
ライフスタイルに合わせて住む場所を変えていく。

僕の思っているノマドとは、住みたい所に住んで、やりたい事ができて、精神的に自由な（遊牧民的な）人々。それを実現している葉子さんはとても輝いていました。

葉子さんへのインタビューから、コンサルタント、商社など世界中を若い時に周れるような仕事に就き、その 目と肌で世界を感じて、実際に住みたい所を沢山の選択肢の中から選ぶというロールモデルも学びました。それは、世界一周や放浪することによって学ぶことも できるだろう。その作業が終わったら、住みたい場所に滞在する方法を考える。MBA学生として勉強する事も一つの手だし、起業する事もそうだろう。

色んなツールを使って、世界を見て、色んな選択肢を知って、好きな事をして嫌いな事をしない。好きなことはなかなか見つからないものでもあるので、好奇心旺盛に何でもトライ。
「ライフスタイルに合わせて住む場所を選ぶ。」こんな明快な生き方を実践してみるのはいかがでしょうか。葉子さん、お話有り難うございました。

成瀬